はじめに
2019年の受験ではいろいろ参考書を使用してサポートしました。次回サポートするならこんな感じから始めるかなというのをまとめてみました。
数学
インプットとアウトプット
「大学への数学」の教材を利用することをメインに置くと次のような感じになります。
インプット | アウトプット |
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数研出版 教科書 - 例,例題 数研出版 青チャート - 基本例題 |
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数研出版 青チャート - 重要例題 東京出版 1対1対応の演習 例題 |
短期攻略 数学 I・A. II・B 実践編 センター(共通テスト)過去問 |
数研出版 青チャート - 演習例題 |
東京出版 新スタンダード数学演習 |
志望大学 過去問 |
補足:( ) は志望校過去問と同時か終了後に使用します。
教科書が数研出版の場合「青チャート」の部分は基本的に学校で配布されているチャート式の色で大丈夫だと思います。また教科書が啓林館の場合は「フォーカスゴールド」、東京書籍の場合は「ニューアクションレジェンド」がオススメです。
その他のオプション
- 旺文社 上級問題精講 I+A+II+B
- 旺文社 上級問題精講 III
- 駿台文庫 ハイレベル 数学 I・A・II・B の完全攻略
- 駿台文庫 ハイレベル 数学 III の完全攻略
- 河合出版 やさしい理系数学
- 河合出版 ハイレベル理系数学
- 東京出版 新数学演習
上級問題精講は、やさしい理系数学と異なり解法へのアプローチ方法も明記されています。1対1対応の演習で詰まったら、青チャートの重要例題とその練習の後にこの参考書に移動するのもありです。
ハイレベル数学の完全攻略は、やさしい理系数学と異なり解法へのアプローチ方法も明記されています。1対1対応の演習で詰まったら、青チャートの重要例題とその練習の後にこの参考書に移動するのもありです。
別解が多いと言われていますが、一つの問題に対して数学のいろいろな単元の解法を使用した別解を紹介しているのが特徴です。新スタンダート数学演習や数学IIIスタンダード演習に含まれている問題がいくつか含まれています。解法へのアプローチ方法はほとんど載っていないため、青チャートの例題のみ行った後にすぐやさしい理系数学に入ると撃沈する可能性もあります。
網羅性をさらに広げたい人のための問題集です。
物理
インプットとアウトプット
インプット | アウトプット |
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数研出版 教科書 |
河合出版 物理のエッセンス 力学・波動 河合出版 物理のエッセンス 熱・電磁気・原子 河合出版 良問の風 |
河合出版 名問の森 力学・熱・波動1 |
旺文社 物理の良問問題集 |
志望大学 過去問 |
補足:( ) は志望校過去問と同時か終了後に使用します。
「リードα」の部分は教科書と同じ出版社の学校で配布されたもの (啓林館の場合「センサー物理総合」など)で大丈夫だと思います。「物理のエッセンス」は教科書と入試問題をつなぐ役割をしてくれますが、表紙に「1 2 & 8 9 10 」とあるように「3 4 5 6 7」を教科書で埋めるように構成されています。よって教科書の内容を一度学習した後に使用するのが良いと思います。
その他のオプション
- ニュートンプレス 難問題の系統とその解き方 力学・熱・波動
- ニュートンプレス 難問題の系統とその解き方 電磁気・原子
化学
インプットとアウトプット
インプット | アウトプット |
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第一学習社 教科書 |
第一学習社 セミナー 化学基礎+化学 |
(旺文社 鎌田の理論化学の講義) |
旺文社 化学の良問問題集 |
志望大学 過去問 |
補足:( ) は志望校過去問と同時か終了後に使用します。
「セミナー」の部分は教科書と同じ出版社の学校で配布されたもの (「エクセル化学」など)で大丈夫だと思います。
「入門問題精講」「基礎問題精講」「標準問題精講」は単に問題の正誤を確認するだけではなく解説や精講も読んで周辺知識も合わせて取得します。解けなくても解説がわかれば進めていきましょう。「化学の良問問題集」には「標準問題精講」の問題と同じ問題がいくつか含まれています。
教科書の整理が必要な場合は、大学 Do シリーズは付属の「最重要Point総整理の暗記」を使用して教科書の内容の整理に使用します。
辞書
問題の解答で教科書や「旺文社 大学Doシリーズ」にも載っていない内容を調べるために使用します。
- 三省堂 化学の新研究
その他のオプション
- 駿台文庫 新理系の化学問題 100選
- 鎌田の解き抜く化学
その他科目
英語、現代文、古文・漢文に関しては別のページをそれぞれ「英語を得点源にする」「理系のための現代文のルート」「古文・漢文で得点を稼ぐ」にまとめました
まとめ
ここの内容は基本的に得点源にすることを前提にしています。8月末までにインプットとアウトプットを一度終了し、9月に過去問演習と分析、10月から分析を元に再度アウトプットの参考書や問題集を繰り返すことができれば理想的だと思います。
これらが完了したらどの理系のどの大学でも合格点以上が取れるようになりますよ。頑張ってください。