参考書でDIY

参考書や問題集を使用した大学受験の独学をサポート

「大学への数学」をフルに活用する

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はじめに

東京出版の「大学への数学」は「1対1対応の演習」「新数学スタンダード演習」「数学IIIスタンダード演習」で有名です。もっともやさしいレベル(A)でも「教科書レベルから入試基本レベルへの橋渡し」とあるように教科書の次に使用することを意図しています。存在する月刊誌、増刊号、書籍の3種類の中から主なもののレベルと使用順序をまとめてみました。使用したいと思っている人は参考にしてください。

レベルの概要

「A」は、教科書を終了した人が次に使用するレベルです。少なくとも教科書の解説のある問題を解けるようになってから使用しましょう。中心となっている問題のレベルの対応表は次のような感じです。

月刊誌の
レベル
書籍 増刊号 月刊誌
A プレ1対1対1対応の演習
数学IIIの入試基礎
1対1対応の演習 例題
3月 入試数学の基礎徹底
(内容はIAIIBのみ)
ベーシック演習
数IIIドリル
スタンダード演習
B 1対1対応の演習 演習題 4月 新数学スタンダード演習
5月 数学IIIスタンダード演習
演習・数IAIIB
演習・数III
日日の演習 (標準)
C 9月 新数学演習 日日の演習 (発展)
テーマ別重点演習
学力コンテスト
D 宿題

月刊誌のレベルの詳細は東京出版のこちらのページを参照してください。

主な使用順序

スパイラル的に完成させる場合は次のような感じになると思います。

  1. 教科書の問題
  2. 1対1対応の演習
  3. 増刊号
  4. 月刊誌

1. 教科書の問題

東京出版の出版物は教科書の次に使用することが意図されています。まずは手持ちの教科書の問題を解けるようにしましょう。

2. 1対1対応の演習

教科書の問題が解けるようになったら、次は「1対1対応の演習」を完成させるのが良いと思います。

  1. 1対1対応の演習 例題
  2. 1対1対応の演習 演習題

3. 増刊号

次に昨年までの動向を網羅している増刊の問題で演習量を増やします。

  1. 3月増刊 入試数学の基礎徹底
    数学IIIの入試基礎
  2. 4月増刊 新数学スタンダード演習
    5月増刊 数学IIIスタンダード演習
  3. 9月増刊 新数学演習

注意:「数学IIIの入試の基礎」は増刊ではなく書籍です。

4. 月刊誌

最後に今年の予想を取り込むために月刊誌の問題をレベル別に行う。

  1. ベーシック演習
    数IIIドリル
    スタンダード演習
  2. 演習・数IAIIB
    演習・数III
    日日の演習 (標準)
  3. 日日の演習 (発展)
    テーマ別重点演習
    学力コンテスト

問題数

  Bまで IIIまで
1対1対応の演習 例題 249 360
3月増刊 入試数学の基礎徹底 352 352
数学IIIの入試基礎 174
1対1対応の演習 演習題 246 371
4月増刊 新数学スタンダード演習 297 297
5月増刊 数学IIIスタンダード演習 135
9月増刊 新数学演習 228
合計 1,144 1,917

使用順序の最適化

大学入学共通テストのみ

レベル「A」の完成を目指します。

難関国公立・私立

レベル「B」の完成を目指します。

東大(理系)や東工大の数学で得点源にする

レベル「C」の完成を目指します。

レベル「B」の増刊の解答が理解できる

「新数学スタンダード演習」や「数学IIIスタンダード演習」の解答が理解できれば、レベル「A」全体とレベル「B」の「1対1対応の演習 演習題」を飛ばすことは可能です。

1対1対応の演習の終了後あまり時間がない

同じ東京出版の分野別の書籍を利用して、特定の分野のみを強化する方法もあります。

  • ハッとめざめる確率
  • マスター・オブ・整数
  • 微積分/基礎の極意

 

東京出版が推奨する目的別学習パターン

一般書籍や増刊で固めてから月刊誌に入るという進め方が推奨されています。

まとめ

他の網羅系を使用するより少ない問題数で終了できます。「大学への数学」の解説になれるためには「A」レベルから行うと良いです。