参考書でDIY

参考書や問題集を使用した大学受験の独学をサポート

DataBase3300 と Database4800 を使い尽くす

DataBase 4500 の後継の DataBase 4800 が2023年10月16日に発売されたので内容を更新しました。

はじめに

大学受験の単語力のゴールは 10,000 語を越えることですが、これを1冊で達成するのは難しく、何冊かを使用して到達します。中間目標でまず到達したいのが 5,000 語レベル (英検2級レベル) です。このレベルまでは多義語も多く、意味の異なる派生語もあり、そのあたりもしっかり行いたいところです。また接続詞や前置詞も例文でその用途をしっかり確認できるとよいです。

データベース 3300 と 4800 は、多義語や派生語の網羅性も高く、多くの例文で 5000語レベルへの到達をサポートしています。

使用してみたいと思う受験生は参考にしてください。

DataBase シリーズ

単語帳はすべての見出し語に次のような情報を含むものがおススメです。

  • 発音記号
  • 品詞
  • 例文
  • 音声

データベース (DataBase) は1700, 3300, 4800, 5500 の4種類存在します。この 4 つの要素を含んでいることに加え次のような特徴があります。

  • レベル別に分類されているので途中で挫折しても効果を得られる
  • 記憶に残りやすい様に各レベルの中でテーマ別にも分類されている
  • 熟語も含んでいるので別に熟語帳を購入する必要はない
  • 改訂頻度が高く直近の入試の傾向もしっかり含まれている

DataBase1700

2024年4月に現在の販が発売されています。中学から高校1年の必修語の中で身につけておくべき基本英単語約860と熟語約130,会話表現約70が収録されています。

巻末のさくいんには約1300語の単語があります。3300 から始めて大丈夫です。

DataBase3300

2022年10月10日に Database 3000 の後継として発売されました。含まれている単語と熟語で3000語レベルを超えることができます。

新学習要領では中学までに2,200 語〜2,500 語、高校で1,800語〜2,500語となっているので、新課程に対応した2025年の入試に対してはここの内容が小学と中学に加えて高校1年の単語レベルに対応した内容になります。

旧課程の内容にもとづいて、含まれている見出し語を次のように6 つのレベルを 3 つのグループに分けています。

  中学教科書レベル 高校教科書レベル 共通テストレベル
DataBase3300 レベル 1 レベル 2 レベル 3 レベル 4 レベル 5 レベル 6

巻末のさくいんには約2,600語の単語と約900の熟語があります。1,968 の見出し語は例文とともに

  • 約1600の単語
  • 約360の熟語

が各レベルの中でテーマ別に紹介されています。テーマの中には次のように基本動詞の用例や前置詞をまとめているものもあり覚えやすくなっています。

  • イラストで覚える前置詞
  • 基本動詞を用例でつかもう

また各レベルの付録で、体、顔、家族、身につけるもの、季節、月、曜日、数、食べ物、調理、買い物、食事、家、交通・移動、学校生活、インターネット、健康のテーマで単語とその意味がそれぞれ紹介されています。

レベル6の付録には共通テスト対策として

  • 「押さえておきたい語句 120」
  • 「覚えておきたい表現 120」
  • 「イギリス英語とアメリカ英語 - 注意したい語句 60」

があります。また、各レベルの最後に語彙力の定着が確認できる

  • レベル別長文 (150 ワードぐらい)

もあります。「発音記号と発音のポイント」でこの本で使用されている発音記号を確認するところから始めましょう。

DataBase4800

2023年10月16日に Database 4500 の後継として発売されました。

新学習要領に対応した2025年の入試ではここの内容全体が高校で学習する単語レベルに該当します。

旧課程の高校教科書レベルからはじまります。含まれている見出し語は次のように 6 つのレベルを 3 つのグループに分けています。

  高校教科書レベル 共通スト・中堅大レベル 難関大レベル
DataBase4800 レベル 1 レベル 2 レベル 3 レベル 4 レベル 5 レベル 6

巻末のさくいんには約 2,900 語の単語と約 1,300 の熟語があります。2,233の見出し語は例文とともに

  • 1872 の単語 (4500 の時は 1725)
  • 361 の熟語 (4500 の時は348)

が各レベルの中でテーマ別に紹介されています。テーマの中に次のような熟語、多義語、多機能語をまとめているテーマもあり覚えやすくなっています。

  • 押さえておきたい頻出熟語
  • 注目すべき多義語
  • 注意すべき多機能語

各レベルの付録に「覚えておきたいカタカナ語」のテーマで単語とその意味が紹介されています。レベル6には「英作文の重要表現100例文」もあります。

また、各レベルの最後に語彙力の定着が確認できる

  • 長文読解
  • 実践問題

もあります。3,300 とあわせて行うと 5000語レベルまでの網羅性を確保できます。

初めに「発音記号と発音のポイント」でこの本の発音記号の確認ができ、初めて見る単語を推測するための次のような情報も含んでいます。

  • 覚えておきたい接頭辞
  • 覚えておきたい接尾辞

DataBase5500

出版が2003年で入試の分析もそれ以前のものになっています。

2003年以前の東大・早稲田・慶應や英語の難しい大学の入試で利用された英単語・熟語から抽出されています。4つのレベルを3つのグループに分けています。

  入試への登竜門 入試のコア 最後のビルドアップ
DataBase5500 レベル 1 レベル 2 レベル 3 レベル 4
  • 入試の登竜門
    難関大の受験生であれば絶対に押さえるべき英単語・熟語
  • 入試のコア
    実際の合否の決め手となった英単語・熟語
  • 最後のビルドアップ
    知っているとさらに差をつけられる英単語・熟語

レベル 2, 3, 4 の英単語・熟語は2003年より前の入試で一つの大学の過去問数年間の中で1回出てくるかどうかのレベルの単語が集まっていまます。

英検準1級レベルに到達するには足りないので、ここは最近の傾向を含む別の単語帳で置き換えてもよいです。

3300 と 4800 の使い方

3300や4800の前にすべきこと

使用する前に必要な知識としては

  • 単語の並べ方
  • 発音

です。単語の並べ方に関しては文法・語法について解説している総合英語 (学校で配布されているもので大丈夫) を使用できます。具体的には音声のある例文を

  • 音声のみで理解できる
  • 日本語から英訳できる

ようにします。総合英語を購入するなら書籍の例としては次の様なものがあります。

基本例題の例文集とその英語のみの音声がダウンロードできます。

発音に関しては発音記号の種類の確認とアルファベット読みおよびフォニックス読みをできるようにしましょう。書籍の例としては次の様なものがあります。

これを使用する場合、データベースに入る前に Chapter 1 と Chapter 2 を行い、使用後に残りの Chapter を行うとよいです。また含まれているリスニング・トレーニングは全問正解できるようにするとよいです。

リクニングに向けて

音声で単語や例文を聞く前に「発音記号と発音のポイント」でまずは発音記号を確認しましょう。そのあと音声のみで例文が理解できるようにしましょう。

長文読解に向けて

音声のスピードで例文を理解できるようにしましょう。

英作文に向けて

例文は、含まれている冠詞や三単現のsを意識して確認しましょう。また以下の部分の例文を日本語から英語できるようにしましょう。

3300 の

  • イラストで覚える前置詞
  • 基本動詞を用例でつかもう

4800 の

  • 押さえておきたい頻出熟語
  • 注目すべき多義語
  • 注意すべき多機能語
  • 英作文の重要表現100例文

5500 の代わりに使用するなら?

5000語レベルに到達したのちに 7,500 語や 10,000 語レベルを目指すなら次の様な英検準1級や英検1級の単語帳を使用するとよいです。

書籍の例としては次のようなものがあります。それぞれ熟語も含んでいるので熟語帳を別途購入する必要はないです。

データベースの 3300 と 4800 で蓄積した5,000語レベルの単語力を英検準1級レベル (7,500語レベル) まで引き上げることができます。

英検準1級単熟語EXの後に行うと、英検1級レベル (10,000語レベル) まで引き上げることができます。

まとめ

ここで紹介した4冊の例文で 10,000 語レベルに到達できます。

  • データベース 3300
  • データベース 4800
  • 英検準1級単熟語EX
  • 英検1級単熟語EX

旧課程で高校までの英単語は3,000語と言われていますが、厳密にどの単語かは指定されていないため、主要な教科書だけでもあつめて含まれている単語を確認するとかるく 3,000語以上の単語数になっていました。

新課程では高校までの単語数として 4,000語から5,000語となっているため、大学受験ではまずは 5,000語の習得を目指しましょう。