はじめに
8月末にある河合の全統記述を目標として、4月からの学習内容を紹介します。学校の授業はできる限り活用していたので、定期テストに対してはテスト前対策と試験当日あわせて最低2週間を割り当てていました。
数学
学校の演習
数学III まで高校2年で終了したので授業は次のような問題集で主に演習でした。
- 数学 III 重要事項完全習得編
- クリアー数学演習 I・II・A・B 受験編
- クリアー数学演習 III 受験編
自宅学習
- 4月26日から「新数学スタンダード演習」を開始
→ 一度すべてが解けるようになったのはゴールデンウィーク終了時 - 5月8日から「数学IIIスタンダード演習」 を開始
→ 一度すべてが解けるようになったのは5月16日
この二冊を一度解けるようになるまでは、数学を優先しています。
本来は4月1日から「新数学スタンダード演習」を開始したかったのですが、高校2年の12月の定期テスト後に学校で学習した数学IIIの範囲に該当する青チャートの例題と1対1対応の演習が長引き、開始が少し遅れてしまいました。1対1対応の演習は、演習題も行なっています。
5月後半の定期テストを挟んで、6月から2回目に入り、7月23日に二度目の完成をしています。5月後半の定期テスト後は理科科目を優先していたので、6月から少しゆっくりとしたペースで行なっていました。
- 7月24日から 早慶と志望国立大学の過去問を開始
→一度すべて解けるようになったのは 8月末
早慶の過去問の正答率はこの時点で制限時間内で5割ぐらいでした。
8月7日から過去問と並行して特定分野教科の強化と入試発展問題演習に入る前のインプットとして次のものを行いました。
- 軌跡・領域 分野別標準問題精講
- 難関大 文系・理系数学
- 難関大 理系数学
8月末の模試の前の終了を目指しましたが、一度すべてが解けるようになったのは9月7日です。
物理
学校の授業
電磁気から原子まで引き続き授業がありました。夏休み前に終了しています。
- 教科書
- センサー総合物理
次の問題集で演習も開始されました。
- Toitemi 入試必修問題集 高校物理
自宅学習
高校2年時と同じように定期テスト後に次の参考書の同じ範囲を行なっていました。
- 物理のエッセンス
- 良問の風
- 名問の森
高校3年の5月の模試では範囲の前半の方が出題されるので、4月から次のような受験用演習問題集も始めました。
- 物理の良問問題集
8月4日に一度すべて解けるようにしています。8月5日から
- 標準問題精講
を行なっています。8月末の模試前に一度すべて解けるようにしました。
化学
学校の授業
有機の途中から高分子まで引き続き授業がありました。夏休み前に終了しています。
- 教科書
- セミナー化学
自宅学習
高校2年時と同じように定期テスト後に次の参考書の同じ範囲を行なっていました。
- 入門問題精講
- 基礎問題精講
- 標準問題精講
高校3年の5月の模試では範囲の前半の方が出題されるので、4月から次のような受験用問題集も始めました。
- 化学の良問問題集
8月末の模試前に終了しました。
英語
学校の授業
読解の方は海外出版社のものを使用していました。定期テストはポラリス2レベルでした。
- 読解
- 構文 (スクランブル構文とイディオム)
自宅学習
高校2年から取り組んでいた「速読速聴・英単語 Advanced1100」 がまだ途中だったので、引き続き行いました。また慶應の文法問題対策のための問題集を追加しました。
- 速読速聴・英単語 Advanced1100
- 頻出英文法・語法問題 1000
「速読速聴・英単語 Advanced1100」は4月25日に一周目が終了しました。英語力を8月末まで維持するために「速読速聴・英単語 Advanced1100」を引き続き周回していました。
現代文
高校3年になる前に一通り必要な問題集は行ったので、この時期は時間配分の関係上、学校の授業と定期テスト一週間前の定期テスト対策のみでした。
私大の共通テスト利用でも鍵となるので、9月以降でセンターの過去問を開始する予定でした。
古文・漢文
自宅学習
夏休みに次のような参考書を行なって、過去に学習した内容を一通り思い出すことを行いました。それ以外は学校の授業と定期テスト一週間前の定期テスト対策のみでした。
- 富井の古文読解をはじめからていねいに
- ステップアップノート10 漢文句形ドリルと演習
私大の共通テスト利用でも鍵となるので、9月以降で終盤でセンターの過去問を開始する予定でした。
地理
地理Aが高校2年で終了し、高校3年の授業では地理Bが行われていました。
マーク模試では壊滅的な科目でしたが、この時期は学校の授業と定期テスト一週間前の定期テスト対策のみに留めていました。
実際に出願した私大の共通テスト利用で必要な科目は以下のような感じで、地理Bは必要とされていなかったです。
- 上智
社会科目以外すべて (数学と理科重視の傾斜配点) - 東京理科大
社会科目以外すべて (均等配点) - 明治
英語、数学、物理か化学 (得点の高い方)、現代文か古典 (得点の高い方) - 青山学院
英語、数学、物理か化学 (得点の高い方) - 法政
英語、数学、物理か化学 (第一解答科目)、現代文の中で高得点の3科目
国立の志望大学に対しても他の教科で十分補えるので、地理の共通テストは平均点ぐらいあればいいかなと思っていました。
まとめ
理科の全範囲の授業が終了するのが夏休み前のカリキュラムになっていたので、1回目の定期テスト終了後の6月後半から7月は理科の自宅学習量が多くなっています。逆に4月から1回目の定期テスト対策前の5月前半までは、理科の狭間でほぼ数学に時間を割り当てています。
河合の全統記述で、英語、数学、物理、化学の成績の推移は以下のような感じでした。
科目 | 5月16日 | 8月29日 |
---|---|---|
英語 | 59.8 | 67.1 |
数学 | 57.3 | 78.0 |
物理 | 73.3 | 68.6 |
化学 | 58.1 | 69.9 |
得点率も上がっていて、5月の模試ではE判定がほとんどでしたが8月の模試ですべてA判定になりました。
5月の模試では、現役生は浪人生に対して範囲全体の習熟度や入試問題への経験値が少ないためハンデがあります。4月から志望大学の演習に入れるようにして、5月の結果は気にせず進めて8月末までに演習を一通り終了すれば8月末の模試では並ぶことができますよ。
5月の模試では間違えた問題、次に同じ問題が出されたら確実に解けるようにしましょう。特に同じ偏差値帯の受験生の正答率が高い問題で自身が間違えている問題は特に手厚く復習しましょう。