はじめに
12月から共通テスト前日までに行なった共通テスト対策の内容を紹介します。
学校の授業
12月の初めに定期テストがあり、その直後の駿台のプレ共通テストの後から共通テスト対策を始めました。
二次向けの学習
英語の長文問題集以外は一通り一度終了していました。
学校から配布されたもの
- 河合塾 - Jパック
- 駿台 - パックV
購入したもの
全教科
- Z会 実戦模試
- Z会 予想問題パック
物理 / 化学 / 国語 / 社会
- 河合 共通テスト攻略レビュー
共通テストとは?
共通テストは平均点の目標を50%前半に定めています。初めて行われた前年の共通テストでは、理系科目は平均点が60%に近かったため、難しくなることを想定していました。
共通テスト問題集
まだ共通テストが1回しか実施されておらず、過去問も2回分しかなかったため、次のような対策問題集を使用することにしました。
- Z会 共通テスト実戦模試
- Z会 共通テスト予想問題パック
当時、対策問題として前年に初めて行われた共通テストの内容を考慮して完全に作り直されていたのはZ会のみだったため、全教科Z会のものを使用することにしました。駿台の実戦問題集は形式に慣れるための量を確保するために少し使用しました。河合は前年の共通テスト前のマーク模試が含まれているだけのようだったので使用しませんでした。
物理、化学、国語、地理はセンターの過去問を利用するために次のようなものも使用しました。
- 共通テスト過去問レビュー
実際に進めた内容
前年の過去問
まず立ち位置を確認するために12月の駿台の共通テストプレのすぐ後に、前年の一次日程と二次日程の過去問2回を来ないました。前年が初めての共通テストだったので、過去問はこれで終了です。地理以外は8割以上得点できていました。
国語と地理
国語と地理はそれほど傾向が変わっていなかったため、センターの過去問として河合塾の「共通テスト過去問レビュー」の問題を追試を含めてすべて行いました。そのあとZ会の共通テストの問題集に入りました。
物理と化学
双方とも前年の平均点は6割ぐらいで、難化することを想定していました。センター試験の時のような教科書の隅にある知識も引き続き問われる可能性を考えて「共通テスト過去問レビュー」でセンターの本試を行い、そのあとZ会の共通テスト問題集に入りました。
数学
迷走した科目です。学校から配布されたJパックとパックVを本人の希望でまずは行い、そのあとZ会の共通テストの問題集に入りました。
英語
形式と時間配分に慣れるために、駿台の「実戦問題集」のあとにZ会の共通テストの問題集に入りました。
特に必要なかったもの
JパックとパックV です。
パック系は学校から配布されて、本人の希望でおこないましたが、特に数学は 100 点から 90点 の間で得点できて、終了後に解けそうにない問題もなかったと言っていました。I + A が 14回分、 II + B が 16回分ありましが、9割以上得点できる問題を 15回ぐらい解いても、本人の満足感以外に得られるものはほとんどないんです。
過去問とZ会の実践模試や予想パックで時間配分と形式に慣れた後、国公立二次や私大で使用する科目はその対応問題集で演習をした方が共通テストの得点率も上がった気がしました。
結果
2022年の共通テストは、数学I+Aの平均点が30点台 数学II+Bと化学の平均点が40点台で、数学の後の物理や化学も心理的に影響は受けましたが、共通テスト利用で提出した東京理科、明治、青山、法政は合格をいただきました。上智は残念ながら共通テスト利用では合格をいただくことができませんでした (一般では合格を頂きました)。
国立大学も志望校を変えることなく合格を頂きました。
まとめ
共通テストは13日以降の最初の土日に設定されます。最も早い日程の場合は13日と14日で、最も遅い日程の場合は19日と20日になります。最大6日の期間の差があるので、共通テスト対策は期間 (長さ) を決めて、二次から共通テスト対策に切り替える時期を確定するとよいです。
現代文以外
センター試験の時と比べて二次向けの問題集を行っている受験生に少し有利になっていますが、形式や時間配分には慣れるために、必ず共通テストの過去問、Z会の実戦模試や予想問題は行うと良いです。
現代文
やはり大学入試センターの問題が一番よいです。センターや共通テストの過去問問題集に含まれているものはすべてやり込みましょう。