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難関国公立 合格までの備忘録 part 2 (共通テストリサーチ)

はじめに

共通テストリサーチの信憑性は毎年話題になりますが、ここではリサーチの判定と実際の結果を紹介します。参考にしてください。

リサーチとは?

受験生から収集した

  • 各模試の得点
  • 共通テストの自己採点の得点
  • 志望校

のデータを融合して判定提供しています。当然データの数が多いほど精度があがります。合格可能性50%を越えているかどうかが一つの判断基準になります。

学校から提出したリサーチ

  • 河合塾 共通テストリサーチ
  • 駿台 共通テスト自己採点集計データネット
  • 東進 共通テスト合否判定システム

河合と駿台の判定は似ていましたが、東進は平均点が大幅に下がったことがほとんど考慮されておらず、前年とおなじ基準で判定が出ていました。

結果に最も近かったリサーチ

河合塾」です。

受験生の8割以上のデータを収集しており、また模試の受験者数も多いので同然の結果かもしれません。

私大の共通テスト利用の結果

河合塾の A,B,C,D の判定ではなくボーダー(50%)の点数で確認していました。

ボーダーの点数を少しでも上回っていた、東京理科、青山、法政、明治は合格していました。若干下回っていた上智は共通テスト利用では不合格となってしまいました (上智は一般で合格しました)。

国公立二次の結果

リサーチの結果、河合と駿台は、A と数点差の B でした。東進で C 判定になっていました。

合格後の得点開示の結果と合格者最高点、平均点、最低点を確認したところ、平均点は大きく上回り、合格者最高点に近い点数で合格していました。

まとめ

前回も今回も理系の受験生ですが、少なくとも理系が参考にするのは模試の受験者数や自己採点データの収集数が最も多い河合塾でいいかなと思っています。学科は異なりますが、前回の受験生のセンター利用の法政と明治も合格を頂きましたが、両校とも河合塾のボーダーを少し上回っていました。

また前回の受験生は国公立の二次はボーターに対して1点ほど足りなかったですが、二次の方が配点が高い大学だったので挽回できる範囲としてそのまま受験し、合格しています。

収集データの数が少なく判定も河合と大きくかけ離れているものは動揺の原因となりかねないので、全く見ない方が良いかもしれないですね。